
今日は珍しく少し語りたいと思います。
なんとなくカートに興味があるけど、周りにカートをやっている友達がいなくて聞ける人がいない。一緒に行く人がいない。一人で行くのは不安。サーキットって何か近寄りがたい。。
という方、意外と多いのではないでしょうか?
自分も最初はカートやってみたいけど、どうすればいいのか分からずレンタルカート場のホームページをくまなくチェックしていたのを覚えています。
自分の場合は、一人で思い切って行ってみたのですが、お店に着いてすぐにスタッフさんが気づいて話しかけてきてくれたので、「初めてですけど・・」と言ったらすぐに丁寧に説明していただけました。思っていたより全然軽い感じで初走行を楽しめたというのが印象です。
今になって分かるのですが、レンタルカート場はガチで走り込んでいる人ばかりということはなく、特に週末などは初めてのお客さんや旅行ついでに寄ったりするお客さんが意外に多く誰でも気軽に遊べる場所です。子供連れのファミリーも結構いますしね。
あと中年のおじさんは、若い子たちばかりで自分浮かないかなって思いません?自分は41才から始めたのですが最初そう思っていました。
ですが、やってみると年齢層はかなり広く、10代から60代ぐらいまで男女を問わず誰でも楽しく走っています。40代や50代から始めても全然恥ずかしくないですよ。
むしろ金銭的にも余裕ができてきたおじさん達の方がのめり込めると思います。
さあカートの世界に飛び込もう!
とりあえず、あまり考えずにふらっとカート場に行ってみて「やったことないですけど1回カートに乗ってみたいと思って・・」ってスタッフさんに話しかければ、スタッフさんも初めてのお客さんには慣れているので乗り方や気をつけることなど上手に説明していただけると思います。
あと、初めてのときに一人で行って良かったなと思うことは、走り終わったあともスタッフさんに話しかけてもらえたり、他の常連さんの優しい方に話しかけられたりして意外と寂しくなかったりしたことです。
これがもし友達同士で行ったりすると、その友達とは盛り上がって話ができるとは思いますが、他の人から話しかけられるチャンスは意外と減っちゃうのかなと思います。ですので、カート場で友達を作りたい方はあえて一人で練習に行ったほうが、常連さんに話しかけられたり、話しかけたり、同じ趣味の友達を作るチャンスが多かったりすると思います。
速く走れる常連さんと仲良くなったりすると、一緒に走ってライン取りを学んだり、追い抜きの練習なんかもできるようになります。一人でもくもくと走り込むより、上達のスピードが全然違います。
優しそうな常連さんを見つけたら、遠慮せずにどんどん話しかけてみましょう!
ちなみに自分は結構誰にでも話しかける方です。一人で行くことが多いので話しかけられることもけっこう多いです。
他の人からすると私の印象は声かけやすいのかな?
優しそうなおじさんに見えていれば幸いです。
あと道具ですが、初めての場合はカート場で全て借りられるので特に用意するものはないです。サンダルやクロックスは駄目なところが多いので普通にスニーカーなどを履いていきましょう。踵部分が黒く汚れることがあるので、汚れてもいい靴のほうがいいと思います。
服装はカート場にもよりますが、だいたい下は長ズボン着用必須です。ときどき半ズボンOKのところもありますが、安全面を考えると長ズボンをおすすめします。上は長袖の方がいいですが、夏場は暑いので半袖でも大丈夫です。その場合、アームカバーが借りられることが多いのでそれを着ければOKです。アームカーバーがなくてペラペラの上着を貸してくれるカート場もあります。
油汚れや跳ねた土など汚れる場合もあるので、高価な服を着て走るのはやめましょう。後悔することになります。。
あとヘルメットとグローブが借りられます。ヘルメットはサイズが揃っているでしょうし、グローブはゴム付きの軍手を借りられることが多いと思います。
面白かったらカートを続けよう!
目覚めたあなたは道具を揃えたくなることでしょう。
まずはグローブですね。
自分は借りたゴム付きの軍手の時に、手の皮がズルっとむけて水ぶくれになりました。最初はけっこう力を入れすぎてしまいますし、そもそもゴム軍手も新しいものでないと滑るので力を入れていないとハンドルを支えきれません。
おかげで最初のうちはたった1回の走行でも筋肉痛になったりします。
慣れてくるとある程度力を抜いて運転できるようになるかと思いますが、それでも軍手は疲れるので、自分はグローブを最初に購入することをおすすめします。
とりあえずで良ければ、ホームセンターに売っている作業用の手のひらがゴムで甲の部分が布製のグローブがおすすめです。だいたい1,000円から2,000円の間で売っています。ジャージ素材の伸縮性が高いグローブもありますが、手のひらはグリップするのですがグローブ自体がよれて疲れるので、あまり伸縮性のない普通の生地の方が自分は疲れなくていいと思います。サイズもぴっちりしている方がいいと思います。大きめだと中で手が動いて水ぶくれができやすくなります。
予算に余裕のある方は、カート用のグローブをおすすめします。5,000円ぐらいからあり、いいものだと20,000円ぐらいのものがあります。ちなみに安いグローブは手のひらのゴムの部分、ラバーといいますがこれが頼りなかったり、耐久性が低いものもあります。周りを見るとだいたい10,000円前後のものを使っている方が多い印象です。
次はドライビングシューズですね。スニーカーのままでも全然いいと思いますが、ドライビングシューズはかかとのところまで靴底のゴムが回り込んでいるのと、靴底が薄いのでやっぱり使いやすいです。
こちらは5,000円ぐらいから30,000円ぐらいでしょうか。10,000円以下のものでも十分です。ある程度走れるようになってくると、かっこいいシューズが欲しくなってしまうのでその時に思い切って高いシューズを買っても良いと思います。正直何を履いていても速さは変わらないと思います。
そしてヘルメットですね。
安いものだとバイク用のものでいろいろとありますが、4輪やカート用の安いものだとスパルコのCLUB X-1という18,000円ぐらいのものがあります。というかこれしかない気がします。自分の周りでは使っている人が一番多いです。
これ以外だとアライの5万円以上のものに大抵の人は目がいってしまうと思いますが、最初からは買いにくいお値段ですね。
自分もいつかはアライのメットが欲しいですが、どうせ買うならオリジナルペイントまでしたいので10万は軽く超えてしまうと思います。もう少し速く走れるようになってから考えます。
以上が揃っていれば、とりあえずのめり込める環境が整います。走りまくりましょう。
レーシングスーツとかはまずいらないです。
レースに出るようになって、雰囲気を盛り上げたくなったら買いましょう。
いつか買うのであれば、その時は上級グレードのレーシングスーツがおすすめらしいです。快適性がぜんぜん違うとのこと。自分は持っていないので分かりませんが。。
走っている時に初心者が思うこと
自分もそうだったのですが、速い人が後ろに追いついてくると邪魔をしないように道を譲らなくてはと思ってしまいますが、必要ありません。
というか速い人は上手に抜いていくので、むしろ直前でラインを変えられたりすると突っ込んでしまうこともあるので、逆に危なかったりします。
気になる方はストレートなど安全なところでサイドに寄って譲ったりすれば問題ないかと思います。
そして、速い人の後ろにそのまま張り付いて、ライン取りや走り方を真似しながらついて行ってみましょう。それが上達への一番の近道です。
あと最初のうちはスピンすることも多いと思いますが、全然大丈夫です。
どんなことでも失敗から学べば失敗ではないです。
次の周でブレーキの踏む量を加減したり、ブレーキポイントを変えたり、アクセルを入れるタイミングを変えたり、何でも何度でもトライすればみるみる上手になっていきます。
スピンして恥ずかしいなんて思う必要は全く無く、逆にがんばってるなって自分なんかは思う方です。
誰でも最初は初心者から始まるわけですから、全員その道を通ってきています。遅いと恥ずかしいとか思わず、自分はまだまだ速くなれると思ってぜひ楽しみながら練習に励んでください!